運動会の子どもの撮影が他と違って難しい理由と対処方法
運動会の写真撮影は、本当に難しいと、いろんな方から聞きます。
よく考えたら当然のことですが、被写体である子どもはこちらのことは気にせず動いています。
普段の撮影で「はい、こっち向いて!チーズ!」と言うように親の都合で子どもにカメラ目線の笑顔を作らせるのとは違うのです。
動いているものを撮影するのはとても難しいです。
しかし、その中の一瞬でベストショットが撮れた時は本当に素晴らしい写真になります。
できるだけ、良い写真を撮るようにするには次のポイントを押さえておきましょう。
位置を把握する
単純ですが意外と抜けてしまうのが、位置を把握するということです。
運動会はぶっつけ本番でやるところはありません。
必ずクラスごとに練習をして、全体練習を行います。
子どもが100m走に出るなら何番目の何コースで走るのか?
スタートはどこで、ゴールは何処なのか。
絶対に決まっているはずなのに、本番で知らない方が多すぎます。
始まってから移動するのでは遅いのです。
必ず子どもに当日どんな動きをするのか聞いておきましょう。
場所を把握する
今度は撮影場所に関してです。
運動会は場所取りが全てと言っても過言ではありません。
最初にシートを敷いて、そこから動かないのでは良い写真は撮れません。
徒競走はゴール前が1番の撮影ポイントです。
子どもがゴールテープを切る姿は記憶にも記録にも残したいです。
自分の子どもが第一走者でなければ、その前に走っている子どもを撮影してポイントを整理します。
連写で撮る
運動会は動いている被写体を撮影します。
見て動きを追いながらシャッターを切るのではタイミングが難しいです。
今のカメラは大抵のものが連写できるようになっています。
シャッターは押しっぱなしで撮り続ける方が間違いありません。
今はデジタルカメラで撮影したものを液晶で確認することができます。
連写で撮り続け、後から一番良いものを選びましょう。
まとめ
運動会は子どもたちの主役の場です。
一生懸命に頑張っている子どもの写真はいつ見ても良いですよね。
撮影側に回って家族全員の写真が少ないと感じたら、ぜひフォトスタジオで家族写真を撮影してみるのはいかがでしょう。