生後100日前後にお子さまをお祝いする「お食い初め」ってご存知ですか?
2017/04/14
生後100日前後に子供が一生、食べ物に困らないように願い赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をする儀式が「お食い初め」(おくいぞめ)。
これから丈夫な歯が生えてきますようにと歯固めの小石をかませる風習もあります。
表情も更に豊かになって記念のお写真にもぴったりな時期です。
今回は、「お食い始め」の基礎知識と撮影のポイントを確認していくことにしましょう。
「お食い初め」とは?
お食い初めは赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をする儀式のことで、「百日祝い」とも呼ばれます。
赤ちゃんの乳歯が生えはじめる、生後100日〜120日目に行うのが一般的ですが、ぴったりその日でなくてもかまいません。
当日は、おじいちゃんおばあちゃんを自宅に招いて赤ちゃんのためにお祝いをしますので、家族の都合が合う日にしましょう。
もしご夫婦のご両親と住まいが離れているなどで都合が合わないようであれば、赤ちゃんのパパ・ママだけでもかまいません。
その場合はお食い初めの記念写真を撮って、おじいちゃんおばあちゃんに送ってあげると喜ばれるでしょう。
食べさせ役は年長者に
赤ちゃんに食べさせる真似をする役は、「養い親」が行います。
「養い親」は、長寿にあやかるという意味から身内で最年長の人が行うことになっていますが、最近ではおじいちゃん、もしくはおばあちゃんに頼むことがほとんどのようです。
男の子ならおじいちゃんが、女の子ならおばあちゃんが「養い親」となり、自分の膝の上に赤ちゃんを乗せて食べさせる真似をします。
まとめ
お食い初めの儀式は、赤ちゃんにとってもご両親にとっても一生ものの重要なイベントとなります。
記念写真を撮っておくことを忘れないようにしましょう。
儀式を終えたあとの歯固めの石は、神社の境内へ感謝の気持を込めてお返ししましょうね。