家族写真、せっかく残すなら最高のものにしよう
2017/07/05
雑誌の撮影やモデルさんの撮影とは違い、家族写真を撮影することに違ったやりがいを感じているカメラマンも、この業界には多いようです。
実際、家族全員で写真を撮る機会は、めったにありません。
家族写真を撮る現場は、家族みんなが笑顔になる場所です。
家族って、毎日一緒にいるだけに、色々なことがあります。
しかし、写真を撮る瞬間には、みんなが笑顔になります。
そうした「家族本来の姿」を残すことができるのが、家族写真の醍醐味だと言えます。
写真にすることで、日常とは違ったものが見えてくる
また、お子さまの成長過程に合わせて、「その時期にしかない家族の距離感や雰囲気を残す」ことも、家族写真を撮影する大きな意味なのかもしれません。
日々顔を合わせている家族に対し、新鮮な発見ができることも、写真の面白さです。
静止画にすることで、普段は見落としている瞬間を見つけることができると思います。
ふとした表情だったり、光の加減によって見えてくる美しさだったり・・・。
実際のところ、「子どものこんな表情、はじめて見た!」という声をいただくこともあります。
撮影自体がコミュニケーション
家族写真の魅力は、でき上がった画像はもちろん、撮影中にもあります。
撮影中は、家族のなかにカメラマンが入り、撮影のための指示をします。
そうすることで、今までになかったコミュニケーションが発生したり、化学変化が起こります。
家ではなかなか味わえない、空気感を感じることもあります。
まとめ
家族の「写真」そのものを残すことも大変意味のあることですが、それだけでなく「撮影」自体が一つのイベントであることを感じていただければ、大変有意義な時間が過ごせるのではないでしょうか。
日常の空間とは違った「非日常」の空間を、ぜひ楽しんでみてくださいね。