子どもの写真を撮影するときに思い切ってやめたほうがいい3つのこと
子どもや赤ちゃんの写真がうまく撮影できない、というパパやママも多くいらっしゃいます。
これはパパ・ママに限ったことではなく、仕事柄、やはり新人のカメラマンのときには最初は慣れないことがありました。
しかし、子どもの写真を撮影するときにやったほうがいいこと、やめたほうがいいことが分かってくると、だんだんと撮影のレベルも上がって、自然な写真を撮影することができるようになります。
そこで今回は、「やめたほうがいいこと」にフォーカスを当ててお話を進めていきたいと思います。
1. 「こっち向いて!」をやめる
写真に残しておきたいシーンとして真っ先に思い浮かぶのが、正面からのシーン。
たしかに、お子さまに「こっち向いて!」と振り向かせるのは簡単かもしれませんが、これではお子さまの表情も硬くなってしまうので、自然な写真を撮ることができません。
どうしても正面からのシーンを撮りたい場合は、カメラマンが動き回って撮影しましょう。
お子さまに正面を向かせるよりも、かえってありのままの写真が撮影できます。
2. 「1枚でキメる」のをやめる
ここぞ!という観光スポットなどでは、ついベストポジションに立たせて笑顔の1枚を撮影しようと気合いが入りますが、パパやママの気合いが入るほど不思議とお子さまは不機嫌になってしまいます。
そんなときは、ベストポジションに至るまでの「過程」ごと撮影しておくと面白いです。
3. 「子どもを中心に置く」のをやめる
お子さまの写真を撮影するときにやりがちなのが、お子さまの写真をドアップで撮影した写真です。
確かに存在感は出るのですが、毎回似たような写真になってしまいます。
そんなときは、ちょっと離れたりして背景がたくさん入るようにして撮影してみると、普段とは違う写真になります。
できるだけ背景に他のひとが写らないように、カメラマン自身が撮影する位置をちょっと変えたり、お子様の位置を右か左かにすこしずらすだけで、雰囲気の出る写真が撮影できます。
まとめ
写真にばかり夢中になってしまって、出てきたお料理が冷めるほど凝った撮影にトライしたり、子どもが不機嫌になるまでポーズや笑顔を強要しては、ママも疲れますし子どもも撮られることが嫌いになってしまうかもしれません。
自然な姿を撮影するプロのカメラマンにも、どんな写真を残したいか相談してみてはいかがでしょうか。