中学生になったら「十三祝い」の記念写真を残しておこう
2017/04/16
数えで十三歳になった年に、知恵と健康を授けてもらうためにお参りをする十三祝い。
最近では、心身ともに少し大人びてきたお子さまの成長を、凛々しく和装でしっかり思い出に残しておくご家族も増えてきました。
フォトスタジオでも、大切な「十三祝い」を写真に残しておこうと訪れる家族が増えています。
この「十三祝い」について、みなさんはどれだけご存知ですか?
十三祝いとは
十三祝いは、江戸時代後期にはじまったとされています。
もともと4月13日やその前後の日曜日に、数えで13歳になった男女が、福徳と知恵を授けるという虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)にお参りする行事です。
そのことから、「知恵もらい」「知恵もうで」とも呼ばれています。
沖縄では、七五三があまり盛大に行われていませんが、その代わりに十三祝いを大々的に行う風習があります。
旧暦の正月後、最初の干支の日を「トゥシビー」(生年祝いのこと)と呼んでお祝いをします。
産まれてから13年目は、生まれたときの干支が再び巡ってくるので、子どもの成長を祝うのにぴったりです。
とくに女の子の十三祝いは盛大に行います。
お参りの帰り道では後ろを振り返らないようにします。
後ろを振り返ると授かった知恵が戻ってしまうという言い伝えがあるからです。
これには決められた約束は必ず守るという、大人としての責任を自覚させる意味があるようです。
年中行事には、季節の節目だけでなく、人生の節目を知らせる役割もあるのですね。
まとめ
13歳は、生まれたときの干支が再び巡ってくるので、大人に一歩近づく大切な日とされています。
少し大人になった記念写真を、お気に入りのフレームでお部屋に飾っておくのもいいですね。
ぜひ、大切な記念写真をフォトスタジオで残してみませんか。