プロカメラマンだからこそ知っている、「光」の活用の仕方
2017/07/02
プロカメラマンとアマチュアカメラマンのもっとも異なる点は「光」の捉え方と言っても過言ではありません。
実際には、シャッター速度の設定、露出の決め方、構図、シャッターを押すタイミングなど、なんでもかんでも異なっていて当然です。
しかし、プロのカメラマンとして最もアマチュアと差別化しているのは、なんといっても「光」を捉えることなのです。
アマチュアには到底不可能な、光の捉え方
すべてが異なるプロカメラマンですが、身近なところでは「光」の使い方がもっとも差があるところです。
人物や物、料理などを撮影するとき、光のまわし方がアマチュアにはできません。
もちろん、レフ板を使ってみることはアマチュアにもできます。
後ろからの光をレフ板で受け止めて、撮りたいものに反射させるぐらいなら可能です。
写真が撮れるのは、光のおかげです。
ならば、光をもっと注意して見るようにしてみてはいかがでしょうか。
朝の光、昼間の光、夕方の光・・・。
日本には幸い四季があり、太陽の位置も四季によって変わります。
温度によっても、光の色の特性が変わります。
同じ太陽の光でも寒いとき、暖かいときで光は色を変えているのです。
光に敏感になって、光を観察するようになりましょう。
光を見えるようになれば、影もよく見えるようになります。
まとめ
写真を撮る際、「光」はとても重要です。
同じものを撮影しても、「光」の種類によって印象が全く異なってくるのです。
たっぷりと光が入る窓の下は、被写体の陰影を強く、印象的に見せてくれます。
また、窓から一歩離れた場所で撮影すると、壁や天井に拡散した光が穏やかな印象を作りながらも、被写体の質感はしっかりと描写してくれます。
フォトスタジオのプロのカメラマンに、こうした光の演出をしてもらうのはいかがでしょうか。