プロとアマのカメラマン、一番はっきりしている見極め方とは?
前回、プロ写真家とアマチュア写真家の共通点と違いについて解説していきました。
もちろん、共通点もなにも、プロ写真家からすれば「全てが違うよ!」と怒られそうなのですが・・・
確かに、シャッター速度の設定、露出の決め方、構図、シャッターを押すタイミングなど、あらゆる点でプロフェッショナルであれば熟練の技を見せてくれます。
しかしながら、写真をパッと見たときに、プロが撮影したと思わせる写真と、いかにもアマチュアが撮影したという写真があり、素人であってもある程度その感じが分かるのではないでしょうか。
そのとき、私たちは何をもってプロっぽい、アマチュアっぽいと感じているのでしょうか?
プロとアマのカメラマン、最大の違いは「光」の扱い方
そもそも、私たちがいろいろなものを目で見たり、感じたりできるのは、「光」があるおかげです。
今でこそカメラはデジタル化していますが、フィルムカメラ時代には私たちもよく暗室で現像したものでした。
光のない部屋に長時間入ったことがない方もいるかもしれませんが、暗室はすべての光を遮断しているので、本当に真っ暗です。
それはともかくとして、プロとアマのカメラマンの撮影で最もはっきりと分かる違いは、やはり「光」の扱い方です。
自然光が入るところを背景にオートで撮影すると、逆光になってしまい対象物に影が入ってしまいます。
プロカメラマンであればそれを知っているので、わざとカメラ設定を変えなくとも、手前にレフ板を立てて撮影したりします。
そうすると、対象物が非常にいきいきと撮影することができるのです。
まとめ
撮影が上手なカメラマンは、概して「光」の扱い方がうまいカメラマンでもあります。
言い換えれば、「光」の扱い方が上手だということは、「影」の扱い方も上手で、光と影を駆使して雰囲気を一枚に収めることができます。
ぜひ、本物のクオリティを、フォトスタジオで残してみてはいかがでしょうか。